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Bare Browserとは?Androidで完全版uBlock Originを使う

Bare Browserのデスクトップ拡張機能、完全版uBlock Origin、バックグラウンド再生を紹介。導入前にプライバシー、同期、更新の制約も確認できます。

この記事の内容
  1. 先に押さえるポイント
  2. Bare Browserの概要
  3. Android版Chromiumをどう変えるのか
  4. 完全版uBlock Originの意味
  5. デスクトップ拡張機能はスマホで個別に確認する
  6. バックグラウンド再生と保存の制約
  7. Googleへの通信は何が残るのか
  8. ダウンロード、導入、更新
  9. 自分の用途に合うか
  10. 結論

Bare Browserは、Android向けのオープンソースChromiumビルドです。一部のGoogleサービスや内蔵AIを取り除きながら、デスクトップ向け拡張機能、完全版uBlock Origin、バックグラウンド再生、柔軟なダウンロード機能を残しています。Braveとは別のプロジェクトです。公式リポジトリで変更内容と制約を確認できます。

スマートフォンでも使い慣れた拡張機能が欲しい人には、興味深い組み合わせです。ただし、日常の作業を移せるかは別途確認が必要です。Google Play公開時の議論では、Ghostrider69_が数日使った後、パスワード管理や端末間同期が気になったと報告しています。個人の経験ですが、移行前に確認すべき点を示しています。

本記事は2026年10月21日に確認した公式文書、リリース情報、閲覧できるコミュニティコメントに基づきます。Androidへのインストール、性能測定、独立した安全性監査は行っていません。特に重要な制約は、Bare独自のクラウド同期がないこと、すべての拡張機能の動作保証はないこと、そしてSafe Browsingが機能しないと明記されていることです。

先に押さえるポイント

  • BareはManifest V2を維持し、削除可能な完全版uBlock Originを同梱しています。

  • GitHubでは1.0.0が最初の安定版とされ、Google Playページも公開済みです。公式トップページとその画像に残るalphaや公開予定の表示は古い情報です。

  • Googleサービスの削減は、Googleとの通信がゼロになることを意味しません。コンポーネント、DRM、任意サービスの通信が残ります。

  • 再生と保存はサイト次第です。外部ダウンロード管理アプリにWebサイトのログイン状態は渡されません。

  • 常用サイト、拡張機能、更新方法を確認してから既定ブラウザにしてください。

Bare Browserの概要

項目現在の公式情報確認点
対応環境Android 10以降、ARM64と32ビットARMリポジトリにx86版はない
バージョン1.0.0安定版、Chromium 156.0.8078.25古いトップページより現在のリリースを参照
拡張機能デスクトップ型、ツールバー固定、CRX・展開済み読み込みスマホ画面と必要なAPIへの対応
広告ブロック完全版uBO、削除可能、1.0.0では1.75.0フィルター設定とサイトの不具合
メディアバックグラウンド再生、保存、外部管理アプリプレイヤーと認証付きダウンロード
プライバシー一部Googleサービス、テレメトリー、内蔵AIを削除残る通信と第三者拡張機能
同期Bareアカウントや独自クラウド同期なしブックマークと認証情報の移行方法
配布公式Google PlayとGitHub APK経路別の更新、F-Droid公開は未確認

出典:リポジトリ、1.0.0、Google Play、プライバシーポリシー。

Android版Chromiumをどう変えるのか

BareはChromiumのDesktop Androidターゲットを使い、特定のリビジョンに対するパッチ群として変更を管理しています。上流との差分を読めることが狙いです。調査には役立ちますが、差分が読みやすいだけで配布APKの安全性や今後の更新速度が証明されるわけではありません。

Chromiumは共通のコード基盤で、ChromeはGoogleの製品機能とサービスを加えています。Bareは、スマホ画面で拡張機能を操作できるようにするなど、別の選択をします。ブラウザエンジンの解説を読むと、同じエンジンでも機能や通信先が異なる理由が分かります。

AIを内蔵しないことも明確な方針です。不要な機能を隠す作業自体を避けたい人に向いており、ブラウザの機能過多への不満にも関係します。ただし、それだけで低メモリや長い電池持ちを主張できません。同じ端末、同じサイトでの比較が必要です。

完全版uBlock Originの意味

READMEによると、BareはManifest V2を残し、改変しないuBlock Originを同梱します。1.0.0の説明にはuBO 1.75.0と、再起動までフィルタリングが止まるケースの修正が記載されています。

独自フィルターや高度な操作を使うなら、Liteとの違いが重要です。uBlock Originはカスタムルールとサイト別の高度なファイアウォールを説明しています。uBlock Origin LiteはMV3の宣言型フィルタリングを使う別の拡張機能です。Liteにもブロック機能があります。無意味な製品として扱わず、必要な操作で選びましょう。

The Verge上に完全版uBlock Originのパネルを開いたBare公式Androidスクリーンショット
プロジェクトが公開する操作画面です。本記事のためにAndroidへインストールして撮影したものではありません。

画像出典:Bare公式スクリーンショット。

まず同梱の設定で普段のサイトを開き、具体的な問題がある場合だけ変更します。リストを増やし、複数のブロッカーを重ねると原因を追いにくくなります。uBO側も他のコンテンツブロッカーとの併用を勧めていません。

広告フィルタリングとブラウザの危険サイト警告は役割が違います。Bareは、この公開Chromium AndroidビルドでSafe Browsingが機能しないと説明しています。uBOのリストが既知の宛先を遮断しても、欠けているサービスを復元することにはなりません。警告に依存している場合は、導入前に判断してください。

デスクトップ拡張機能はスマホで個別に確認する

BareはBitwardenやDark Readerを挙げています。ExtensionsページではCRXや展開済み拡張機能の読み込み、更新確認、個別のシークレットモード許可が可能です。ツールバーへの固定もできます。操作は現在のREADMEに記載されています。

Androidの下部ツールバーにuBlock Originの入口を表示するBare公式画面
スマートフォンでも拡張機能にアクセスできます。ただし各拡張機能の画面と操作は別途確認が必要です。

画像出典:公式画像。

拡張機能を扱える仕組みがあっても、すべてが動くとは限りません。広いポップアップ、未対応API、PCアプリへの依存が問題になる場合があります。公開時のコメントでZealousideal_Bee_837は、Googleのストアからのインストール失敗を報告しています。拡張名と機種がないため、全体の不具合を再現した証拠にはなりません。

必須の拡張機能ごとに、導入、中心的な作業、画面、再起動後の状態、更新経路を確認します。パスワード管理なら入力補助とロックも試してください。確認が済むまで従来の環境を残すのが実用的です。

CRXや展開済みファイルの読み込みでは出所も重要です。Bare自身、拡張機能の安全性は判断できないと説明しています。作者が案内する場所から入手し、権限を確認してください。シークレットモードの許可は別途点検が必要です。導入成功は安全性の認証ではありません。

バックグラウンド再生と保存の制約

対応動画では、アプリを切り替えたり画面をロックしたりしても音声を継続できます。長い講演を聞く用途には便利です。ただしサイト対応が条件であり、すべてのプレイヤーやサービスのアクセス制限に対応する保証はありません。

メディア保存は別の機能です。READMEには、音声や動画の長押しでファイルを得る操作と、一部の分割ストリームへの対応が記載されています。万能ダウンローダーではありません。保存後は最後まで再生できるか、音声があるか、期待する品質かを確かめましょう。

保護付き動画にはDRMの条件があります。Android Widevineの記述は、BareがDRMを解除できるという意味ではありません。DRMとWidevineの解説では、通常の動画が再生できても保護サービスで失敗する理由を扱っています。

ダウンロードはBare内で処理するか、1DMなどの対応アプリへ渡せます。ただし外部アプリにサイトのログインは渡りません。認証が必要なファイルはBare内で成功し、引き渡し後に失敗することがあります。まず内蔵機能で試し、保存が許可された内容だけを扱ってください。

Googleへの通信は何が残るのか

ネットワーク動作の記録は、特定端末と手順で観測した通信と、コードから推定した動作を区別しています。これは保守担当者の測定であり、本記事で通信を捕捉した結果ではありません。

残る動作には、Google設備を使ったChromiumコンポーネント更新とAndroid Widevineのプロビジョニングがあります。uBOはリストや拡張更新を取得します。GitHub版Bareは設定に応じて公開リリースフィードを確認し、ストア由来の拡張機能はChrome Web Storeへ接続する場合があります。

標準検索はDuckDuckGoです。Googleを選ぶと、READMEにある候補表示や事前接続などの動作が増えます。Webサイト自体も通信します。ブラウザ内のサービス削除と、ページ内サービスの削除は同じではありません。

プライバシーポリシーでは、Bare独自の分析・追跡サービスはなく、閲覧データは端末に保存すると説明しています。Android、サイト、検索エンジン、拡張機能は別の主体です。またローカル履歴やCookieは自動でなくなるわけではありません。履歴削除ガイドで、端末内の記録と遠隔の追跡の違いを確認できます。

独自クラウド同期もありません。パスワード拡張機能の保管庫が同期できても、タブや履歴の同期にはなりません。ブラウザ同期の問題を確認し、ブックマークと認証情報を分けて計画しましょう。Chromiumらしい画面からChromeアカウント同期を期待しないことが大切です。

ダウンロード、導入、更新

10月21日時点で、Google Playページは開発者Bare Project、パッケージ名org.barebrowserとして公開され、10月15日更新と表示されています。GitHub Releasesは最初の安定版1.0.0を示します。トップページに残るalphaと公開予定の表示は更新前の情報です。

利用地域で公式ストアが使えるなら、まずそのページを確認します。GitHub APKの場合は次の順序です。

  1. Android 10以降、ARM端末であることを確認します。x86版はありません。

  2. 対応する64ビットARM端末にはarm64-v8aを選びます。armeabi-v7aは32ビットARM用で、64ビット向けの軽量版ではありません。

  3. 該当リリースのハッシュと照合します。署名証明書の確認方法も文書化されており、ファイルの完全性とは別の確認です。

  4. 初回画面で検索、広告ブロック、アドレスバー、ダウンロード、音声、更新を確認します。

  5. 重要サイトと拡張機能を試し、必要データを書き出してから既定設定を変えます。

1.0.0の説明では、1.0.0-alpha.3からはアンインストールせず上書きするとされています。さらに古いビルドは署名が異なる場合があります。出発点のバージョンと配布経路に合う手順を守ってください。

ポリシーによると、Play版の更新はPlayが処理し、GitHub版はリリースフィード確認機能を利用できます。通知を受け取ることと導入完了は別です。更新後のインストール済みバージョンを確かめます。

公開時の議論でVenylynnは、どれだけ長く保守されるかを質問しています。機能一覧では判断できません。実際のChromium追従とリリースを見てください。停止した場合は保守が止まったブラウザへの対処が参考になります。

自分の用途に合うか

優先すること適合性最初の確認
Chromium Androidで完全版uBO試す理由になる標準リストと普段のサイト
特定のPC向け拡張機能条件付きその拡張機能と更新経路
Google内蔵サービスを減らしAIは不要設計方針に一致残る通信の記録
バックグラウンド音声と柔軟な保存サイト次第プレイヤーとログイン必須の保存
Chromeプロファイルの自動同期期待に合わないブックマークと認証情報を別途準備
Safe Browsingの警告要件を満たさない必要な防護を確認できる製品を選ぶ
保守不要で全端末を置き換える証拠がない現在のブラウザを残して評価

ブラウザ選びのガイドで、毎日の作業を条件に整理できます。すべて移す前にセカンドブラウザとして試す方法もあります。

結論

Androidで完全版uBlock Originとデスクトップ拡張機能を使い、内蔵AIや一部Googleサービスを取り除きたいなら、Bareは限定的に試す価値があります。残る通信と欠けている防護まで公開文書で確認できます。

公式Playページか現在のGitHubリリースから始め、必須の拡張機能を一つ、メディア操作を一つ、常用サイトを試してください。更新方法を確かめ、動くまでは旧環境を残します。全体同期やSafe Browsingが必須なら、その制約を追加機能より先に判断材料にしてください。

よくある質問

Bare Browserとは何ですか?Braveと同じですか?

Bare BrowserはChromiumをベースにした、Android向けの独立したオープンソースプロジェクトです。一部のGoogleサービスと内蔵AIを取り除き、デスクトップ向け拡張機能を残しています。BareとBraveは別のプロジェクトです。

完全版のuBlock Originが入っていますか?

はい。BareはManifest V2を維持し、uBlock Origin Liteではなく、削除可能な完全版uBlock Originを同梱しています。1.0.0のリリース情報ではuBO 1.75.0と記載されていますが、フィルタリングはリストと設定によって変わります。

Googleとの通信が完全になくなるのですか?

いいえ。Chromiumのコンポーネント更新やAndroidのWidevineプロビジョニングでは、Googleの設備と通信することが文書化されています。検索エンジン、Webサイト、拡張機能も独自に通信します。

Bare Browserは安全ですか?

公開コードと通信の説明は確認に役立ちますが、独立したセキュリティ監査を意味しません。プロジェクトは、このビルドでSafe Browsingが機能しないと説明しています。更新状況、拡張機能の権限、自分の要件を確認して判断してください。

Android版Bareはどこからダウンロードできますか?

公式Google Playページは開発者Bare Project、パッケージ名org.barebrowserです。GitHub ReleasesにもAndroid 10以降向けのAPKがあり、arm64-v8aとarmeabi-v7aが分かれています。導入や配布経路の変更前に、現在のリリース説明を読んでください。

Chromeアカウントのデータを同期できますか?

Bareは専用アカウントを必要とせず、独自のクラウド同期サービスも提供していません。Chromeのプロファイルが自動同期されるとは考えないでください。パスワード拡張機能の同期と、ブラウザの履歴やタブの同期は別です。

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